ディズニーランドに行きたい——
そんな軽い気持ちで応募したコンテストが、人生を大きく変えるなんて、誰が想像できたでしょうか。
桜井日奈子さんの芸能界入りは、偶然のようで、実は彼女の素顔や努力が詰まった必然の一歩だったのかもしれません。
この記事では、彼女が“岡山の奇跡”と呼ばれるようになった高校時代から、大学進学、そして女優・歌手・YouTuberとして活躍する現在までを、時系列でじっくり紹介します。
出身校や偏差値、部活動の話など、学生時代のリアルな一面もたっぷり。
桜井日奈子さんの経歴と学歴が気になったあなたに、きっと驚きと共感を届けられる内容になっています。
ちょっと意外で、でもすごく人間らしい“ひなこ”の歩みをのぞいてみませんか?
桜井日奈子のプロフィール
- 名前:桜井 日奈子(さくらい ひなこ)
- 生年月日:1997年4月2日
- 年齢:28歳(2025年時点)
- 出身地:岡山県岡山市
- 身長:160cm
- 血液型:O型
- 職業:女優・タレント・歌手・YouTuber
- 所属事務所:インセント
ディズニー目的から人生が激変!芸能界入りのきっかけ
桜井日奈子さんが芸能界に足を踏み入れたのは、なんと「ディズニーランドに行きたかったから」という、ちょっと意外で可愛らしい理由から始まります。
でも、その何気ない行動が、彼女の人生を大きく動かすことになるんです。
2014年、当時高校2年生だった桜井さんは、地元・岡山市で開催された「岡山美少女・美人コンテスト」に応募しました。
きっかけは、コンテストの副賞にあった“ディズニーランド旅行”が目当てだったとか。
本人いわく、芸能界への興味はまったくなかったそうで、まさか自分がグランプリを取って、全国区で名前が知られるようになるなんて、夢にも思っていなかったそうです。
だけど、そこから彼女の「岡山の奇跡」と呼ばれる伝説が始まったんですね。
応募したこと自体が、ちょっとした“ノリ”だったのに、見事にその運命の扉をこじ開けてしまったのです。
こんな転機って、本当にあるんだなぁ…って思いませんか?
では、そのコンテストでどんなインパクトを残したのか、もう少し詳しく見ていきましょう。
岡山美少女・美人コンテストで「美少女グランプリ」受賞
桜井日奈子さんが「美少女グランプリ」を受賞したのは、2014年の夏に岡山市で行われた「岡山美少女・美人コンテスト」。
このコンテスト、地元ではかなり注目されているイベントで、モデルやタレントの登竜門にもなっています。
彼女はそこで約1,000人の応募者の中から選ばれました。
すごくないですか?
しかも当時、芸能界にまったく興味がなかったにもかかわらず、受賞後はスカウトのオファーが殺到。
そこから一気に芸能事務所との契約、そしてメディア出演へと進んでいきます。
ちなみに、このコンテストの審査員たちの間でも「群を抜いた透明感」と「素朴で飾らない雰囲気」が話題になったそうです。
その魅力が、まさに“奇跡”と呼ばれるゆえんだったんでしょうね。
ドリブル披露で審査員を驚かせた異色のアピール
桜井さんがこのコンテストで注目を集めたのは、ただの“可愛い子”だったからじゃありません。
自己アピールの場面で、彼女が選んだのはなんと「バスケットボールのドリブル」!
ほとんどの参加者が歌やダンスを披露する中、彼女だけは黙々と得意のドリブルを見せたんです。
…なんか、カッコいいと思いません?
その姿が逆に審査員の目に強く残ったようで、「この子はただの可愛さだけじゃないな」とインパクトを与えたと言われています。
実際、彼女は小さい頃から父親の影響でバスケを続けていて、運動神経も抜群。
そんな“芯の強さ”や“自分らしさ”が、きっと伝わったんでしょうね。
芸能界って、ちょっとした個性やブレなさが、強い武器になる。
桜井さんは、それを無意識にやってのけた…そんなところにも彼女の魅力が詰まっている気がします。
このアピールが、のちの「岡山の奇跡」につながる最初の一歩になったんです。
桜井日奈子の原点―“負けず嫌い”な学生時代の素顔
「岡山の奇跡」として一躍ブレイクした桜井日奈子さんですが、華やかな芸能生活の前には、意外と泥くさくて熱い学生時代があったんです。
じつは彼女、子どもの頃からとにかく“負けず嫌い”。
しかも、ただの負けず嫌いじゃありません。
努力して、悔しさも飲み込んで、それでも前を向く強さを持っていたんです。
その芯の強さは、今の女優としての存在感にもつながっているように感じます。
ここでは、そんな桜井さんの“意外すぎる”素顔に迫ってみましょう。
小学生で筋トレ漬け、あだ名は「キン肉マン」
まず驚かされるのが、小学生時代のトレーニングエピソード。
桜井さんは岡山市立吉備小学校に通っていたんですが、家では「秘密の特訓」が毎週末に行われていたそうです。
内容は、腕立て・腹筋・背筋の3点セット。
完全にアスリート級ですよね。
この特訓の影響で、なんと小学生の頃から腹筋がバキバキ。
クラスの男子に自慢していたら、いつの間にかあだ名が「キン肉マン」になってしまったとか。
本人はけっこう気にしていたらしいんですが、ちょっと笑っちゃいますよね。
ちなみに、父親はバスケットボールの指導者で、家のルールもかなりストイックだったそう。
たとえば「外食のときは店員さんに大きな声で感謝を伝える」なんていう家訓もあったそうで、礼儀も筋肉も同時に鍛えられていたんですね。
そんな環境で育った桜井さんは、小さい頃から男勝りな性格で、「仮面ライダーごっこ」が大好き。
女の子らしい遊びよりも、体を動かすのが何より楽しかったようです。
かわいらしい見た目とはちょっとギャップがあるけど、こういうギャップこそ、彼女の魅力なのかもしれません。
中学でバスケ部キャプテンとして苦悩と成長
中学は地元の岡山市立吉備中学校に進学。
そこでも当然のようにバスケットボール部に入部し、自らキャプテンに立候補します。
ところが、ここで待っていたのは“順風満帆”とはほど遠い日々。
練習では誰よりも熱心に取り組んでいたものの、キャプテンとしてチームをまとめるのは正直苦手だったと、後に本人が振り返っています。
そして、忘れられないのが中学最後の試合。
「これは勝てるだろう」と油断していたところ、残り30秒で逆転されてしまった。
その瞬間、「もうダメだ」と心が折れてしまったそうなんです。
その悔しさは、大人になった今でも忘れられないほど強く残っているとか。
なんか、わかる気がしませんか?
どれだけ頑張っても、結果がついてこない。
でもそこで諦めるのか、もう一歩踏み出すのか――
その経験こそが、彼女を強くしたんだと思います。
「岡山の奇跡」として注目された高校時代

芸能界に入ったばかりの頃、まだ地元・岡山で高校生活を送っていた桜井日奈子さん。
そんな彼女が一気に全国で知られる存在になったのが、あるCMの影響でした。
岡山県立岡山一宮高校に通いながら、芸能活動と学業を見事に両立していたその姿は、まさに“文武両道”。
それにしても、なぜ「岡山の奇跡」なんて呼ばれるようになったのでしょうか?
その理由は、高校生活の中にしっかり詰まっています。
CM「LINE MUSIC」で話題に、全国デビューへ
高校3年生の春。
まだ芸能活動を始めて間もないタイミングで、桜井さんはあるCMに出演することになります。
それが、2015年に公開された「LINE MUSIC」のテレビCM。
スマホの画面に音楽を流しながら楽しそうに歌う、あの爽やかな女の子…覚えている人も多いかもしれませんね。
あの映像が公開されるやいなや、SNSでは「この美少女、誰!?」と大騒ぎ。
TwitterやInstagramを中心に一気に拡散され、あっという間に「岡山の奇跡」というキャッチコピーまで誕生してしまいます。
このキャッチコピー、実はメディアが名付けたものではなく、ネットユーザーたちの間で自然に広まったんです。
透明感のあるルックスと、素朴な存在感。
当時まだ岡山に住んでいた彼女が、まるで“奇跡のように”現れた、そんな印象を多くの人に与えたんでしょうね。
あのCM出演をきっかけに、桜井日奈子さんの名前は一気に全国区へと駆け上がっていきました。
学業優先を貫きながら東京と岡山を往復
当時通っていた高校・岡山一宮高校は、偏差値61の進学校。
桜井さんは、芸能活動が本格化してからも「学業優先」を貫くスタンスを変えませんでした。
CM撮影や雑誌の取材が入るたびに、地元・岡山から東京まで新幹線で移動。
なんと、高校時代は毎回“日帰り”で上京していたというんだから驚きです。
芸能界デビューといっても、最初から東京での活動をフルにこなしていたわけではなく、「できる範囲で」「学業に支障が出ないように」という思いが強かったそうです。
放課後にバスケ部で汗を流し、週末には撮影のために新幹線で東京へ。
そんな二重生活を送っていたなんて、ちょっと信じられないですよね。
でも桜井さんは、「高校生活を大切にしたかった」と語っています。
友達と過ごす日常や、テスト勉強、部活での時間。
そのどれもを手放さずに、芸能活動も一歩ずつ進めていった。
その姿勢こそが、彼女の芯の強さを物語っているような気がします。
「岡山の奇跡」とは、ただの見た目や話題性だけじゃない。
地元に根ざしたまま、自分らしさを貫いた高校時代が、まさに奇跡の始まりだったのかもしれません。
女優デビューと大学進学の二足のわらじ

高校を卒業した桜井日奈子さんは、「芸能活動一本で行く」という選択はせず、なんと大学進学を選びました。
しかもそのタイミングで、女優としても本格的にドラマ出演が始まるという、まさに“二足のわらじ”生活に突入するんです。
普通ならどちらかに絞りそうなものですが、彼女はどちらも手放さなかったんですね。
学びたいという気持ちと、チャンスをつかんだ芸能の世界。
どちらも本気で取り組んだ、その姿勢がすごくカッコいいんです。
それでは、そんな桜井さんの女優としての第一歩を、少し詳しく振り返ってみましょう。
藤原竜也主演ドラマで主要キャストに抜擢
2016年、桜井日奈子さんが大学1年生のとき。
いきなりゴールデンタイムの連続ドラマに出演することになります。
それが、日本テレビ系で放送されたサスペンスドラマ『そして、誰もいなくなった』。
主演は藤原竜也さんという、実力派の大物俳優。
その作品で桜井さんは、なんと主要キャストの一人に抜擢されました。
この作品はかなり緊迫した展開のドラマで、役者としての実力も求められる内容。
そんな中、まだ芸能界に本格デビューしたばかりの桜井さんが、その世界に飛び込んでいくのは相当な挑戦だったはず。
でも彼女は、プレッシャーを感じながらも堂々と演じきり、「この子、誰!?」と一気に注目される存在になりました。
透明感と素朴さ、そこに少しミステリアスさが加わって、他にはない雰囲気を放っていたんですよね。
こうして桜井さんは、ただの“CMで見た可愛い子”から、本格派の女優として一歩を踏み出すことになったんです。
日本大学で英文学を学びながら映画主演も実現
一方で、彼女は同じ2016年に大学にも進学しています。
通っていたのは「日本大学・文理学部英文学科」。
偏差値は53ほどで、決して楽な学部ではありません。
それでも桜井さんは、芸能の仕事で忙しい中、大学の授業にもちゃんと出席していたんです。
専攻は英文学。
実は高校時代から英語が得意で、「もっとしっかり勉強したい」と思ってこの学科を選んだそうですよ。
真面目で努力家な一面が垣間見えますね。
大学生活の合間には映画の撮影もこなし、なんと2018年には『マーマレード・ボーイ』で映画初主演。
同世代の男女に人気の高い原作なだけに、プレッシャーも大きかったはず。
でも彼女は、ヒロイン・小石川光希役をみずみずしく演じ切り、「ピュアで等身大」と好評を得ました。
この作品で“主演女優”として一気に注目度がアップ。
その後も主演作が続き、女優としてのキャリアを着実に積み上げていきました。
大学では同世代の友達と遊びに行ったり、学生らしい時間も楽しんでいたようで、ブログには「富士急ハイランドに行ったよ!」なんてエピソードも登場していました。
まさに、仕事も勉強もプライベートも、全部楽しむ“充実の大学生活”。
こういう姿を見ると、「頑張ろう!」って自然と思えてきますよね。
桜井日奈子さんのように、やりたいことをあきらめずに進む姿勢は、今を生きる私たちにも大きなヒントをくれる気がします。
急成長するキャリア―主演続々とマルチな活躍へ
大学在学中に女優デビューを果たした桜井日奈子さん。
そこからの勢いは止まることなく、映画やドラマ、バラエティに次々と出演。さらに、活動のフィールドは女優業だけにとどまらず、歌やYouTubeといった新たなジャンルにも挑戦していきます。
「可愛いだけじゃ終わらない」って、まさにこのこと。
透明感のあるルックスに加えて、柔らかく芯のある演技が評価され、主演作もどんどん増えていきました。
歌手デビュー・YouTube開設など活動の幅を広げる
女優業が本格化する中、彼女はさらに新しいチャレンジにも踏み出します。
そのひとつが「歌手デビュー」。
2019年に主演したドラマ『ヤヌスの鏡』では、自らが歌う主題歌「花と毒薬」で歌手としてもデビュー。
“意外と歌うまい!”とSNSでも話題になりました。
それだけじゃありません。
2020年には、自身のYouTubeチャンネル『どこでもひなこ。』を開設。
最初の動画から再生数はグングン伸び、チャンネル登録者もすぐに増加。
「演技していない桜井日奈子が見られる」と、ファンからも大好評なんです。
メイク動画や料理、ゆるめのトークなど、自然体の姿が人気の理由。
テレビの中では見られなかった“素顔のひなこ”に、親近感を覚える人が続出しているのも納得です。
こうして桜井さんは、女優だけじゃなく、歌やネットの世界でもしっかり自分の居場所を作っていきました。
その柔軟さと挑戦する姿勢が、彼女をどんどん魅力的にしているんですよね。
なんだか、どこまでも可能性を広げていけそうな予感がします。
まとめ
- ディズニー目的の応募が、まさかの芸能界デビューにつながった
- 学業・部活・芸能活動のすべてを全力で両立していた学生時代
- 女優・歌手・YouTuberとしてマルチに活躍する芯の強さが魅力
桜井日奈子さんの歩みを追っていくと、「偶然」と「努力」が交差する瞬間が何度も出てきます。
たった1枚の応募用紙から始まった芸能界入り。バスケ部キャプテンでの悔しい経験。東京と岡山を新幹線で往復しながらの撮影と勉強。
どれもがキラキラしてるけど、ちゃんと汗と涙の重みがあるんですよね。
なんか、“あの子にできたなら、私にもできるかも”って思わせてくれる。
桜井さんのまっすぐな生き方、これからもきっとたくさんの人の心を動かしていくんじゃないでしょうか。
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