誰かの成功の裏には、意外な過去や挫折が隠れているものですよね。
餅田コシヒカリさんもその一人で、「ぽっちゃりのカトパン」と呼ばれるようになるまでには、停学処分や夢の挫折といった波乱の経験がありました。
この記事では、仙台での学生時代から上京後の専門学校生活、そして芸人として開花するまでの歩みを丁寧にたどります。
音楽一家に育った彼女の特技や、女優を夢見た日々、さらには笑いに変えた挫折まで。
このページを読めば、餅田コシヒカリさんの「ただの芸人」では終わらない人間味あふれる経歴と、その強さの秘密がきっと見えてくるでしょうね。
餅田コシヒカリとは?プロフィールの基本情報
- 本名:持田ひかり
- 芸名:餅田コシヒカリ
- 生年月日:1994年4月18日(2025年現在 31歳)
- 出身地:宮城県仙台市
- 所属事務所:松竹芸能
- コンビ名:駆け抜けて軽トラ(相方:小野島徹)
餅田コシヒカリさんは、宮城県仙台市出身のお笑い芸人で、松竹芸能に所属しています。
「ぽっちゃりしたカトパン」と呼ばれたことで一気に知名度を上げましたが、もともとは音楽一家に育ち、子どもの頃からピアノを習い続けていた努力家なんですよね。
芸人としての顔だけでなく、歌や演技の経験も豊富な彼女の姿を見ていきたいと思います。
芸人としての歩み
芸人として活動する以前、餅田コシヒカリさんは俳優・タレントを志して上京しました。
東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校に進学し、表現を学んでいたのですが、その後に転機が訪れます。
松竹芸能タレントスクールに入所し、そこで出会った小野島徹さんとコンビを結成することになったのです。
この出会いがなければ、今のお笑い界での活躍はなかったかもしれませんね。
コンビ「駆け抜けて軽トラ」の結成と活動内容
2017年に結成された「駆け抜けて軽トラ」は、男女コンビとして注目を集めました。
相方は小野島徹さんで、主にツッコミを担当し、餅田さんはボケを担います。
コンビ名のユニークさも印象的ですが、舞台やライブでの安定感ある掛け合いは多くのファンを惹きつけました。
餅田さんはピアノや歌声を生かしたネタを披露することもあり、ただの「見た目芸人」ではなく実力派としても知られています。
特に「歌ネタ王決定戦」などで披露した圧倒的な歌唱力は、観客を驚かせる武器になっていますよね。
さらに、テレビ番組でも「カトパン似」として取り上げられ、ルックスとキャラクター性を活かした活躍が広がっていきました。
こうしたユニークなポジションを築けたのは、彼女がこれまで積み重ねてきた経験と努力の賜物でしょう。
女優・タレントとしての活躍
芸人としてコンビ活動を続ける一方で、餅田コシヒカリさんはタレントや女優としても多方面で存在感を発揮しています。
お笑いライブの舞台だけにとどまらず、バラエティ番組やドラマ、CMにまで出演し、その親しみやすさと多才さで一気に人気を広げていったんですよね。
バラエティ番組で注目されたきっかけ
餅田さんが大きな注目を集めたのは、やはりバラエティ番組への出演がきっかけでした。
2017年頃から『金曜★ロンドンハーツ』や『ザ・世界仰天ニュース』などで取り上げられ、視聴者から「カトパンに似ているぽっちゃり芸人」として一気に話題に。
見た目のインパクトに加えて、ピアノや歌の実力を活かした芸を披露することで、ただの見た目の話題に終わらせなかったのも彼女らしいですよね。
さらに、2020年に放送された『しくじり先生 俺みたいになるな!!』では、高校時代に起こした“カンニング停学エピソード”を赤裸々に語り、大反響を呼びました。
真面目だった過去とお笑い芸人としての現在のギャップが、視聴者の心を強くつかんだ瞬間でもあります。
CMやドラマ出演の経歴
バラエティで注目を浴びた餅田さんは、その後タレント活動の幅をさらに広げ、CMやドラマにも出演するようになりました。
たとえば、食品メーカーのキャンペーンCMに起用された際は、持ち前の親しみやすさで「なんだか応援したくなる」と視聴者から好感を得ました。
また、深夜ドラマや再現ドラマへの出演経験もあり、演技力を活かして女優としての一面を見せています。
彼女が女優を志して専門学校に通っていた過去を考えると、このタレントやドラマの仕事は「夢が別の形で叶った瞬間」と言えるでしょうね。
芸人という枠にとどまらず、マルチに活躍する姿こそ、餅田コシヒカリさんの大きな魅力ではないでしょうか。
学歴と意外な経歴エピソード

餅田コシヒカリさんは、地元・仙台での学生時代から意外な経験を積み重ねてきました。
音楽一家に生まれた彼女は幼少期からピアノを学び、勉強や運動にも励む一方で、高校時代には衝撃的な出来事もありました。
その歩みのすべてが、今のお笑い芸人としての個性や表現力につながっているんですよね。
学生時代の部活動や特技
小学校から中学校にかけては、バレーボール部に所属し、ぽっちゃり体型ながらも運動神経の良さを発揮していました。
同時に17年間続けたピアノの経験や、絶対音感という特技も持っており、音楽面でも突出した才能を育んでいたのです。
高校は偏差値56の仙台三桜高校に進学。
この学校は合唱部が全国大会常連の強豪で、餅田さんも部活動に青春をささげました。
芸能界を目指したきっかけ
高校卒業後は大学には進まず、18歳で上京して東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校へ進学しました。
俳優・タレントコースに在籍し、当初は女優を志していたのです。
しかし在学中に「劇団四季には入れない」と言われ、大きな挫折を経験。
それでも表現の世界を諦めなかった餅田さんは、松竹芸能タレントスクールへ進みます。
ここで小野島徹さんと出会い、後に「駆け抜けて軽トラ」を結成することに。
最初は女優を夢見ていた少女が、別の道で自分の力を発揮し、芸人として開花していく――そんな人生の転機が専門学校時代に訪れたのです。
やっぱり、彼女の経歴には“挫折を笑いに変える強さ”が息づいているのでしょうね。
まとめ
- 宮城県仙台市で育ち、音楽や勉強、運動に励んだ多才な学生時代
- 女優を志して上京し、挫折を経て芸人として開花した歩み
- 「ぽっちゃりのカトパン」として注目され、歌や演技でも実力を発揮
餅田コシヒカリさんの経歴を振り返ると、順風満帆なだけではなく、停学や進路の壁といった挫折も大きな転機になっていることが分かります。
でも、その経験があるからこそ、人前で堂々と歌い、笑わせ、心を動かす存在になれたのでしょうね。
芸人でありながらタレントや女優の顔も持ち、多才な力を武器に活躍する姿は、とても人間味があって魅力的なんですよね。
きっとこれからも、挫折すら笑いに変えて、さらに多くの人に愛され続けるでしょう。
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