なえなのさんって、なんとなく気になるけど、実はどんな人なの?
テレビやSNSではよく見るけど、その素顔やこれまでの歩みをちゃんと知ってる人は少ないかもしれません。
中学でSNSを始めた理由、高校で見せた意外な一面、そしてひとつの動画がきっかけで世界が変わった瞬間。
彼女の学歴と経歴には、ちょっぴり切なくて、でもすごくリアルな青春の軌跡が詰まっていました。
この記事では、なえなのさんのプロフィールから学生時代、そして人気者になるまでの道のりをわかりやすくまとめています。
知らなかった一面に、きっとあなたも驚くはずです。
なえなののプロフィールと本名・出身地の詳細
いまやテレビやSNSで見ない日はないほど人気の「なえなの」さん。
実は、彼女には芸名の裏にちょっとした秘密があるんです。
今回は、そんな彼女の本名や出身地、そして少し意外な一面について、やさしく紹介していきますね。
古田菜衣としての原点と静岡・御殿場での暮らし
- 名前(芸名): なえなの
- 本名: 古田 菜衣(ふるた なえ)
- 生年月日: 2001年1月14日
- 年齢: 24歳(2025年現在)
- 出身地: 静岡県御殿場市
- 身長: 156cm
- 血液型: O型
- 活動ジャンル: インフルエンサー/YouTuber/タレント/モデル
なえなのさんの本名は「古田菜衣(ふるた なえ)」さん。
静岡県の御殿場市で生まれ育ちました。富士山が見える自然豊かなまちで、アウトレットモールでも有名な場所ですよね。
「なえなの」という名前は、憧れていた「あのちゃん」からインスピレーションを受けたもの。
芸名に「なの」をつけたのも、どこか可愛らしさと親しみやすさを感じさせます。
身長は156cmで、血液型はO型。見た目はゆるふわ系なのに、性格はサバサバしてて言いたいことははっきり言うタイプ。
このギャップがまた、ファンから愛される理由のひとつなんです。
ちなみに、幼少期は一重まぶただったそうですが、小学5年生あたりから自然に二重になっていったとか。
「実は昔はこんな顔だったんだよ〜」ってインスタに載せてたの、知ってました?
静岡ののんびりした土地で育ちながらも、内に秘めた個性と表現力がどんどん芽生えていく…。
そんな彼女の物語は、まだ始まったばかりでした。
出身中学校とSNS活動の始まり

今やYouTubeやTikTokで大活躍のなえなのさんですが、実は彼女がSNSを始めたのはかなり早かったんです。
中学生の頃から、自分の気持ちを発信する場所としてSNSにのめり込んでいきました。
きっかけはちょっぴり切ないものでしたが、それが今の活動につながっていくんです。
御殿場市立南中学校で過ごした日々と心の葛藤
なえなのさんが通っていた中学校は、静岡県にある「御殿場市立南中学校」。
いわゆる地元の公立中学で、特別目立つような学校ではありません。
中学では卓球部に所属していました。
ただ、学校生活が楽しかったかというと、そうでもなかったようです。
実は、家族との関係に悩んでいて、当時は「家に自分の居場所がない」と感じていたんだとか。
だからこそ、TwitterやMixChannel(通称ミクチャ)などのSNSを中学1年生の頃からスタート。
「ネットの中だけが、素の自分でいられる場所だった」…そんな気持ち、なんか、わかる気がしませんか?
ちなみに、今も使っているTwitterアカウントは、2014年3月に開設したもの。
中1のときから続けているって、すごくないですか?
学校でも友達が少なく、周囲とうまくなじめなかったそうです。
でもそんな中でも、中学2年・3年とそれぞれ違う男子と付き合っていたという話も。
心の中ではいろいろな葛藤を抱えつつ、それでもSNSで自分の存在を発信し続けたなえなのさん。
この時期の経験が、後のインフルエンサーとしての感性を育てていくことになるんです。
高校時代に開花した表現力とデザインセンス

中学校では居場所がなかったと話していたなえなのさんですが、高校に進学してからは環境がガラッと変わります。
のびのびと個性を発揮できるようになり、デザインの才能や表現力がぐんぐん育っていくんです。
ここから彼女の「表現者」としての素質が、しっかりと形になっていきました。
御殿場高校でのマネージャー経験とポスター受賞歴
なえなのさんが通っていたのは、静岡県立御殿場高校。
この学校は普通科ではなく、デザインやビジネスなど専門分野に特化したコース制の高校です。
なえなのさんはその中でも、「生活創造デザインコース」という、デザインの基礎から実践まで学べるコースに所属していました。
この頃、彼女のクリエイティブな才能がぐっと表に出てきます。
高校時代には「明るい選挙啓発ポスターコンクール」で優秀作品に選ばれたり、2019年には静岡産業技術専門学校主催の「グラフィック&デザインアートコンテスト」でSANGIAWARD大賞を受賞。
すごいですよね。学生の作品とは思えない完成度だったとか。
でも、学校生活はクリエイティブ一色だったわけではありません。
部活動では男子バスケットボール部のマネージャーをしていて、意外と体育会系な一面もあったようです。
しかも、文化祭のファッションショーではモデルではなく裏方として衣装づくりに参加。
その衣装が完成して、本番で舞台が始まった瞬間、感極まって泣いてしまったというエピソードもあるんです。
なんか、ちょっとグッときませんか?
厳しめの校則の中でも、自分らしさを模索し続けた高校時代。
その経験が、のちにSNSで発信される”なえなのワールド”のベースになっているのかもしれません。
TikTokバズとYouTube開設が転機に

高校生活の終盤。
なえなのさんにとって、まさに人生を変えるような出来事が起こります。
ただのJKだった彼女が、たった1本の動画で一気に注目される存在になったんです。
高校卒業後にアパレル勤務からインフルエンサーへ
なえなのさんがTikTokを始めたのは、高校3年生のとき。
最初は「見る専」だったそうですが、周りの影響もあって自分でも動画を投稿してみたところ…
なんと、初投稿の1本目で「天使すぎる」と話題になり、大バズり。
それがきっかけで、フォロワーが急増。
当時は
「知らない人からいきなりコメントされるのが怖かった」
と話していたそうですが、勢いは止まりませんでした。
高校卒業後の2019年4月からは、地元静岡でアパレル店員として働き始めます。
でも、TikTokでの人気が日に日に増していき、同年7月にはついにYouTubeチャンネルを開設。
ちなみに、このとき学んでいたイラストレーターのスキルやデザインの知識が、動画の編集や世界観作りにかなり役立ったんだとか。
デザインセンスがそのままコンテンツに活かされているんですね。
この頃はまだ静岡に住んでいて、仕事のたびに東京まで通っていたそうです。
その移動距離を想像すると、相当な覚悟ですよね。
自分の好きなことを信じて、小さな一歩を踏み出した高校3年のあの投稿。
それが今のなえなのさんへとつながる、大きな転機だったんです。
上京後のブレイクとメディア進出
TikTokやYouTubeで注目され始めたなえなのさんですが、本格的に人気が爆発したのは、静岡から東京へ引っ越してからのこと。
これまで地元で活動していた彼女が、上京を機に一気に“全国区の存在”へと変わっていきます。
スタイルブック出版やテレビ出演などマルチな活躍
2019年の秋、なえなのさんは東京に拠点を移します。
それまでは仕事のたびに東京まで通っていたそうなので、上京を決めたタイミングはまさに本気の覚悟が見えた瞬間です。
その後、彼女の活動はどんどん加速していきます。
2020年6月には、自身初のスタイルブック『なえなののほん。』を発売。
中高生を中心に大きな話題になり、「本屋で今検索されている本ランキング」で9位にランクイン。
なんと、週刊ベストセラーにも入ったんです。これ、すごくないですか?
さらに、2020年の「インスタ流行語大賞」では、YouTuber部門で20位、SNSアカウント部門では14位に選出。
SNSだけでなく、リアルなメディアでもその存在感がぐんぐん広がっていきます。
その頃から、テレビやラジオ番組への出演も増えていきました。
「このかわいい子、誰?」と気になって調べた人、多いはずです。
バラエティ番組で見せる自然体な姿も話題になり、「SNSの人」という枠を飛び越えたマルチな才能が評価され始めました。
見た目はふんわり。でも中身は芯があってサバサバ。
そのギャップが、テレビでもしっかりハマったんでしょうね。
SNS→出版→メディア出演と、階段を一歩ずつ登るようにキャリアを積み重ねていったなえなのさん。
静岡から始まった小さな一歩が、今では多くの人に影響を与える存在になっています。
まとめ
- 本名は古田菜衣さん、静岡・御殿場で育つ
- 中学時代からSNSにのめり込み、自分を表現し続けた
- 高校卒業後にTikTokとYouTubeでブレイク、上京後はテレビや出版でも活躍
なえなのさんの歩みは、どこか不器用で、でもまっすぐで。
静岡の穏やかな空の下、誰にも言えない思いをSNSにこっそり書いていた少女が、今では多くの人に愛される存在になりました。
完璧じゃなくていい、自分の“好き”を信じて進めばいい——そんなことを、彼女のストーリーはそっと教えてくれる気がします。
きっと、これからも誰かの心をそっと動かしていくのでしょう。

コメント