芸能活動だけじゃない、吉川七瀬さんのもうひとつの顔。
AKB48での華やかなステージの裏側には、地元での学生生活や、ピアノ・フィギュアスケートといった多彩な経験がありました。
「ただのアイドルじゃないかも」と思わせる、芯のある姿勢や努力の積み重ね。
この記事では、吉川七瀬さんの学歴と経歴をたどりながら、AKBに入る前の素顔や、学生時代のリアルなエピソードをご紹介します。
読むほどに、彼女の魅力がじんわり伝わってくるはずです。
ちょっとだけ、のぞいてみませんか?
吉川七瀬のプロフィールと芸能活動のスタート
- 名前:吉川 七瀬(よしかわ ななせ)
- 生年月日:1998年7月6日
- 年齢:27歳(2025年12月現在)
- 出身地:千葉県八千代市
- 血液型:O型
- 身長:162cm前後(※公表はなし。イベント情報などからの推測)
- 所属グループ:AKB48 チーム8(千葉県代表)、のちにチームB兼任
アイドルグループ「AKB48」のチーム8として活躍した吉川七瀬さん。明るくて親しみやすいキャラクターで、テレビやラジオにも多数出演していますが、そもそも彼女ってどんな人なのでしょう?
吉川七瀬さんは1998年7月6日生まれ。千葉県八千代市の出身です。
AKB48に入る前から「芸能界に入りたい!」という強い願望を持っていたわけではなく、実はごく普通の学生生活を送っていたそうです。
でも、音楽やダンスには小さい頃から親しんでいて、人前に立つことが好きなタイプだったみたいですね。
中学生のころには、学校の合唱コンクールでピアノ伴奏を務めるなど、目立つ役を積極的にこなしていたようです。
AKB48のチーム8のオーディションを受けたのは高校1年生のとき。
「千葉県代表」という地域ごとの枠がある特別な形のオーディションで、友達に勧められて応募したのがきっかけなんだとか。
「まさか自分が受かるとは思ってなかった」
と話していたこともあり、当時の素朴さが今でもファンの間で愛されている理由の一つかもしれません。
それでも見事合格し、AKB48のメンバーとしてステージに立つ日がやってくるのですから、人生って本当に何があるかわかりませんよね。
AKB48加入とチーム8での初舞台
AKB48といえば、東京・秋葉原を拠点に活動する日本を代表するアイドルグループ。
その中でも「チーム8」は、47都道府県の代表メンバーで構成された特別なチームとして2014年に誕生しました。
吉川七瀬さんが千葉県代表として選ばれたのは、2014年4月のこと。
このとき、彼女はまだ高校1年生。緊張と期待が入り混じるなかでのスタートだったようです。
初舞台となったのは、同年8月5日にさいたまスーパーアリーナで行われた「TOYOTA presents AKB48チーム8 全国ツアー〜47の素敵な街へ〜」。
観客の前でパフォーマンスを披露するのはこれが初めてで、ダンスも歌も手探り状態。
でも、堂々と笑顔でステージに立つ姿は、すでに“アイドルの原石”と言っていい存在感だったと言われています。
このツアー、全国47都道府県を回るという超大型プロジェクトで、吉川さんはそこでもしっかり爪痕を残していったんです。
地元・千葉での公演では,
「千葉代表・吉川七瀬です!」
と元気いっぱいに挨拶し、ファンの心をグッとつかんだとか。
その後、チーム8の中でも着実に人気を集め、「チームB」兼任メンバーになるなど、少しずつ活動の幅を広げていきます。
テレビ出演やバラエティ番組でも活躍するようになり、素の明るさと天然な一面が多くの人に愛されるようになりました。
芸能活動のスタートは緊張の連続だったようですが、そこを乗り越えて“自分らしさ”を武器に成長していった吉川七瀬さん。
今では、AKBを卒業した後もメディアで活躍する“千葉代表”として、しっかりと存在感を発揮しています。
なんか、応援したくなっちゃいますよね。
幼少期の習い事と音楽への親しみ

吉川七瀬さんの“表現力”や“人前でも物おじしない性格”は、小さい頃からの経験が土台になっているようです。
アイドルになる前から、音楽や身体を動かす習い事にしっかり取り組んでいたそうですよ。
千葉県八千代市で育った吉川七瀬さん。
おとなしい性格というよりは、好奇心旺盛で活発な子どもだったみたいです。
「とりあえず、やってみたい!」
という気持ちで、いろんなことに挑戦していたそうなんです。
中でも、音楽とスポーツの習い事が印象的で、どれもただ“やっていた”というレベルじゃなく、きちんと続けていたというのがすごいところ。
ピアノやバイオリンといった音楽系から、フィギュアスケートという本格的なスポーツまで。
このあたりの経験が、後にアイドルとしての表現力やリズム感、そしてステージでのしなやかな動きに活かされているのかもしれませんね。
「芸能界を目指してたから習い事をしてた」というより、「楽しくてやってたら、自然と身についていた」――そんな雰囲気が、七瀬さんの人柄にもにじみ出ています。
ピアノ・バイオリン・フィギュアスケートの経験
吉川七瀬さんがまず始めたのは、ピアノ。
幼稚園のころからレッスンに通っていて、発表会にも毎年出ていたそうです。
曲を暗譜して弾くことができたというから、なかなか本格的ですよね。
小学校の音楽会や合唱コンクールでも、ピアノ伴奏を任されることが多かったそうで、先生やクラスメイトからの信頼も厚かったみたいです。
そのあと、バイオリンにも挑戦。
ピアノとはまた違った難しさがある楽器ですが、「音を奏でるのが楽しい」と語っていたことがあるように、クラシック音楽に対する親しみはこの頃から自然と育まれていたようです。
さらに注目すべきなのが、フィギュアスケートの経験。
千葉県内のスケートリンクに通っていたそうで、スケート靴をはいてリンクに立つだけでも一苦労なはずなのに、七瀬さんはジャンプやスピンの練習にも挑戦していたとか。
フィギュアスケートは音楽の感覚と運動神経の両方が求められますよね。
そう考えると、ピアノやバイオリン、そしてフィギュアスケート――全部が今の吉川七瀬さんの表現力につながっているように思えてきませんか?
このころの経験があったからこそ、AKB48のステージで、自然にリズムをとって踊ったり、感情を込めたパフォーマンスができるようになったのかもしれませんね。
なんでも“楽しいからやってみる”という姿勢。
この幼少期の好奇心が、のちにアイドルとしての武器になっていくのです。
中学時代:前田敦子への憧れと音楽活動の継続

吉川七瀬さんの中学時代は、“普通の女の子”と“アイドルへの憧れ”がちょうど重なっていた時期。
この頃に芽生えた感情が、のちにAKB48のオーディションへとつながっていくんです。ちょっとしたきっかけが人生を動かす、そんな青春の一ページ。
吉川七瀬さんは地元・八千代市内の公立中学校に通っていました。
部活や行事をこなす、いわゆる“ごく普通の中学生”だったそうです。
でもその裏では、少しずつアイドルという存在に心を奪われていくようになります。
特に憧れを抱いていたのが、AKB48の“絶対的エース”前田敦子さん。
当時、テレビではAKBの楽曲が毎日のように流れていて、「ヘビーローテーション」や「ポニーテールとシュシュ」に心をつかまれたという人、多かったですよね。
七瀬さんも例外ではなく、前田敦子さんのまっすぐなパフォーマンスや、ステージで見せる真剣なまなざしに胸を打たれた一人でした。
「こんなふうに歌って踊れる人になれたらいいな」と思った瞬間、アイドルという夢がちょっとずつ現実味を帯びてきたそうです。
ただ、だからといってすぐにオーディションを受けたわけではなく、この頃はまだ“憧れ止まり”。
でも、音楽への関わりはしっかりと続いていて、学校の合唱コンクールではピアノ伴奏を担当。
先生から「頼りにしてるよ」と声をかけられ、クラスメイトからも拍手をもらう…そんな経験が、少しずつ自信につながっていったんですって。
なんか、わかる気がしませんか?
誰かに認められると、「自分って、もしかしていけるかも?」って思える瞬間。
この中学時代の“音楽と人前での経験”が、後の芸能活動の下地になっているんですね。
さらに、家ではYouTubeでAKBのライブ映像を見て振り付けをマネしたり、歌詞を口ずさんでみたり。
「もし、自分がこのステージに立てたら…」そんな妄想をするのが日課だったとか。
でも、それはただの夢物語じゃなくて、着実に“目標”へと変わっていく。
中学3年生になった頃には、「オーディション、受けてみようかな」と思うようになっていたそうです。
この“前田敦子への憧れ”が、吉川七瀬という存在の中に確かに火をつけた。
そして、その火はやがて、AKB48のセンターを夢見る本気の挑戦へとつながっていくのです。
高校生活:芸能活動と学業の両立

AKB48の活動が本格化するなかで迎えた高校生活。
吉川七瀬さんは、アイドルとしてステージに立ちながら、毎日の授業にもきちんと出席していたそうです。
芸能活動と学業、どちらも全力で向き合っていたその姿に、ちょっと胸が熱くなります。
吉川七瀬さんが高校に入学したのは2014年4月。
ちょうどAKB48・チーム8のオーディションに合格したのもこの頃で、新学期と芸能活動のスタートが重なったタイミングでした。
「どっちも大切だから、どっちも頑張りたい」
そんな思いを持ちながら、学校と仕事の両方をこなす毎日が始まります。
朝は制服を着て学校へ。
放課後はレッスンや収録、地方でのイベントに向かうことも。
時には授業が終わってすぐ新幹線に飛び乗る、なんてことも。
チーム8は「会いに行くアイドル」として全国を回るコンセプトがあったから、移動がとにかく多かったんです。
それでも、提出物はしっかり出すし、テスト前は家でしっかり勉強していたという吉川さん。
成績も極端に落ち込むことはなかったそうで、
「意外とマジメだったんだよ〜」
と本人も語っています。
アイドルの活動が注目されるなかでも、地元の学校にちゃんと通って、普通の高校生活を大切にしていた。
その姿勢が、ファンだけじゃなく、周りの友人や先生からも愛された理由かもしれませんね。
無理して大人ぶるんじゃなく、地に足つけて歩いていた。
なんか、そこが七瀬さんらしいと思いませんか?
普通高校での通学と運動神経エピソード
吉川七瀬さんが通っていたのは、芸能コースのある特別な高校ではなく、地元・千葉県内の普通の高校。
AKBの活動をしながらも、あえて“ふつう”の学生として日々を送っていたところに、彼女の芯の強さを感じます。
登校のときは、制服にリュックというごく一般的なスタイル。
駅では他の生徒と同じように電車を待ち、学校ではクラスメイトとおしゃべりしたり、体育の授業で思いっきり体を動かしたり。
芸能人っぽいオーラを出すこともなく、「アイドルである前に、学生としてちゃんと生活する」そんなスタンスを大事にしていたそうです。
実は、運動神経もなかなかのもので、50メートル走のタイムがクラスでも上位だったとか。
体育祭ではリレーの選手に選ばれたこともあったらしく、真剣にバトンをつなぐ姿がとても印象的だったと言われています。
ダンスが得意なのも納得ですよね。
中学まで続けていたフィギュアスケートやダンスの経験もあり、体の使い方が自然と身についていたのかもしれません。
さらに、学校の友達との距離感もすごく自然で、「七瀬〜!」って声をかけられて笑顔で振り返る、そんな日常があったそうです。
芸能人だからって壁を作らず、誰にでもフラットに接するその性格。
それが、AKBの現場でも学校でも、彼女が好かれる理由なんじゃないでしょうか。
短大進学と卒業:昭和学院短期大学での専攻と課題制作

高校卒業後に選んだのは、千葉県市川市にある昭和学院短期大学。
芸能活動と並行してしっかり通い、課題制作にも全力で取り組んでいたそうですよ。
高校を卒業したあと、芸能一本にしぼる道もあったはず。
でも、吉川七瀬さんが選んだのは、「ちゃんと学び続ける」ことでした。
この短大は、医療・保育・服飾など実践的な分野を学べる学校として知られていて、吉川さんはその中でもファッション系の学科を専攻しました。
理由は、「ものを作るのが好きだから」。
実は子どものころから、布を切ったり貼ったりして何かを作るのが好きだったそうで、自分で作ったポーチやアクセサリーを友達にプレゼントしていた、なんてエピソードもあるんだとか。
アイドル活動を続けながらの通学は、やっぱり簡単ではなかったようです。
ライブやイベントが終わった翌日に、朝から授業…という日も珍しくなかったそうで、レポートの締切に追われることもあったみたいですね。
でも、どんなに忙しくても学校はきちんと通い、制作課題にも手を抜かずに取り組んでいたというから驚きです。
特に2年次に取り組んだ「卒業制作」は、本人にとって大きな達成感があった様子。
ファン向けの配信でも、「寝不足だったけど、すごくいい作品ができた」と、嬉しそうに語っていました。
芸能活動だけじゃなく、“学生としての自分”も大切にするその姿勢。
なんか、応援したくなりますよね。
ファッション専攻とドレス制作のエピソード
昭和学院短期大学では、1年次からデザインや縫製の基礎を学びつつ、実際に服を作る実習も多かったそうです。
中でも印象的だったのが、卒業制作として取り組んだ「オリジナルドレス」の制作。
テーマは「自分の“好き”を形にする」。
吉川七瀬さんが選んだのは、淡いパステルカラーのシフォン素材を使った、ふんわりとしたシルエットのドレスでした。
色合いも形も、“吉川七瀬らしさ”がたっぷり詰まった1着。
細かいレースの装飾や、ウエストのリボンにもこだわって、何度も仮縫いをやり直したそうです。
友達と放課後までミシンを囲んで、肩を並べて作業していた時間は、「本当に楽しかった」と語っていました。
このドレス、完成後に大学内の発表会で展示されたんですが、先生や同級生から「一番七瀬っぽい!」と大絶賛されたそうです。
普段はAKBの衣装を着る立場だった彼女が、「今度は自分で衣装を作る側」になってみた。
その経験が、また違った角度からの“表現”につながったんじゃないでしょうか。
「アイドルだから服を学ぶ」のではなく、「服が好きだから学びたい」という素直な気持ち。
そのまっすぐさが、彼女の魅力なんですよね。
AKB48卒業
吉川七瀬さんがAKB48を卒業したのは、2023年のこと。
チーム8として約9年間活動し、多くのファンに笑顔と元気を届けてきました。
卒業を発表したときのコメントでは、「悩んだけど、自分の道を進もうと思いました」と話していて、その表情はどこかスッキリしていたのが印象的でした。
最後の握手会や劇場公演では、たくさんのファンが集まり、涙あり笑顔ありの温かい空間に。
ステージの上で「ここまでこれたのは、みなさんのおかげです」と感謝の気持ちを伝える姿に、多くの人が胸を打たれました。
卒業後も芸能界で活動を続けており、テレビやラジオ、イベントなどで元気な姿を見せてくれています。
アイドルを卒業しても、吉川七瀬さんの魅力はそのまま。
これからどんな道を歩んでいくのか、ますます楽しみですね。
まとめ
- 吉川七瀬さんは芸能活動と学業を両立しながら着実に成長
- 幼少期からの音楽・運動経験がアイドルとしての力に
- 好奇心と努力を武器に、ファッションの道でも才能を発揮
吉川七瀬さんの歩みは、決して順風満帆というより、「やってみたい!」という気持ちと地道な努力の積み重ねでした。
人前に立つのが好きだった子が、舞台の上で輝くようになり、そして今では“自分の好き”をかたちにできる人へ。
なんか、そんな彼女の姿に勇気をもらえませんか?
これからも“七瀬スマイル”とともに、きっと新しいチャレンジを見せてくれるはずです。


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