広瀬アリスさんの学生生活はどんな感じだったんだろう?
すごく気になりますよね!
どうやって今の道を歩むことになったのか。
静岡での学生生活、そして妹・広瀬すずさんとの意外な共演まで。
この記事では、広瀬アリスさんの学歴と経歴を、本人の言葉やエピソードを交えながら、わかりやすく紹介しています。
芸能界入りのきっかけから、女優一本で生きていくと決めたその瞬間まで。
読めばきっと、「広瀬アリス」の見え方が変わるはずです。
広瀬アリスのプロフィール
- 名前:広瀬アリス(ひろせありす)
- 生年月日:1994年12月11日
- 年齢:31歳(2025年12月時点)
- 出身地:静岡県静岡市清水区
- 身長:165cm
- 血液型:AB型
幼少期から芸能界入りまでの道のり

今やテレビや映画で見ない日はないほどの人気女優・広瀬アリスさん。
でも、彼女が芸能界に入ったきっかけって、実はちょっと意外なんです。
静岡の自然いっぱいの町で育ったアリスさんは、まさか自分が女優になるなんて思っていなかったとか。
小さい頃から元気いっぱいで、外で遊ぶのが大好きな“ちょっとやんちゃな女の子”だったそうです。
生まれ育ったのは、静岡県静岡市清水区(旧・清水市)。
特に夢中になっていたのが、バスケットボール。
小学校3年生の時、友達が持っていたエナメルバッグがきっかけで、バスケを始めたんですって。
なんだか、きっかけが可愛らしいですよね。
でもそこからどハマりして、「将来はプロのバスケット選手になりたい」とまで言っていたほど。
運動が大好きで、夏になると麦わら帽子をかぶって「カブトムシを捕りに行こうぜ!」と友達を誘っていたというエピソードも。
まさに、泥んこになって遊ぶ元気な小学生そのもの。
そんなアリスさん、実は見た目のせいでちょっとした“勘違い”が起こります。
それが、芸能界入りのきっかけにつながっていくのですが、それは次の章で詳しくお話ししましょう。
カブトムシ少女がスカウトされた意外なきっかけ
広瀬アリスさんがスカウトされたのは、小学6年生の時。
場所はなんと、地元・静岡のとあるお祭り会場。
実はこの時の彼女、毎日プールに通っていたため、日焼けで真っ黒。
しかも髪はバッサリ短髪で、格好も活発そのもの。
そのせいで、スカウトした芸能事務所の人から“男の子”と間違えられたんです。
でもこれが人生の大きな転機に。
スカウトされた当初は「バスケ命」だった彼女は、芸能界にはあまり興味がなかったそう。
最初は「いや、いいです」と断ったんですが……、後からふと冷静に考えたんですって。
「芸能界って普通じゃなかなか入れない世界だし、やってみてつまらなかったらすぐ辞めればいいかなって思ったんです(笑)」と本人談。
なんか、そのあっけらかんとした感じ、彼女らしくていいですよね。
結果としてこの一歩が、今の女優・広瀬アリスの原点になったわけです。
しかもこの時の彼女、東京の事務所に初めて行くときも“ジャージ姿”で行こうとして、お母さんに全力で止められたとか(笑)。
それくらい、当時の彼女はオシャレには無頓着だったんです。
ちなみに、小学校ではやんちゃながらも学級委員も経験していたそうで、芯はしっかりしていたんですね。
ただの元気娘じゃなかったってことです。
この頃のアリスさんを知っている人が、今のキラキラ女優姿を見たらきっと驚くはず。
でも、そんな自然体な少女時代が、今の彼女の“飾らない魅力”につながっているのかもしれませんね。
地元中学時代と“ミスセブンティーン”の転機

芸能界入りのきっかけは小学生のときのスカウト。
そこから本格的に活動を始めた広瀬アリスさんですが、地元・静岡での中学時代には、女優やモデルとしての道を着実に歩き始めていました。
そして中学3年生で手にした「ミスセブンティーン」のグランプリが、彼女の名前を一気に全国へと広めたんです。
出身中学校は、静岡市にある公立の清水第六中学校。
妹の広瀬すずさんも同じ学校の卒業生ですが、年齢が4つ違うため在校時期はかぶっていません。
芸能活動をしていたとはいえ、アリスさんは地元の学校に通っていたんですね。
しかも仕事と両立しながら、ちゃんと中学校生活を送っていたというのがすごいところ。
芸能と学校生活の両立、中3で全国区に
中学生といえば、部活や友達付き合いで忙しい時期。
でも広瀬アリスさんは、その合間に東京での仕事にも取り組んでいました。
モデルや女優としての仕事がすでに始まっていたので、中学・高校を通して部活動には所属していなかったそうです。
でも、学校にはちゃんと通っていたんですよ。
インタビューでは、
「卒業アルバムの撮影日に久しぶりに登校したら、体操着を忘れちゃって、全然違う名前が書かれたシャツを着て写ってる」
なんて、ちょっと笑えるエピソードも明かしています。
さらに中学2年のときには、ケータイドラマ『恋愛約束』で女優デビュー。
「広瀬晶(あき)」という旧芸名で、広告モデルとしても活動していた時期でした。
そして大きな転機がやってきたのは中学3年生のとき。
毎年注目を集めるファッション誌「SEVENTEEN(セブンティーン)」の専属モデルオーディションで、“ミスセブンティーン2009”のグランプリに選ばれたんです。
橋本愛さんらと一緒に選ばれ、専属モデルとして誌面に登場。
これがきっかけで、彼女の名前が一気に全国のティーン誌読者に広まりました。
でも本人は「自分は女の子っぽくないし、モデルになるなんて想像もしてなかった」と当時の不安を語っていて、意外とコンプレックスも多かったみたいです。
ちなみにこの「SEVENTEEN」での活動が、のちに妹・すずさんとの“姉妹ダブル表紙”につながっていくんですけど、それはまた別の章で詳しく。
中学時代から仕事に追われながらも、しっかりと学校生活を送っていた広瀬アリスさん。
その努力と勢いがあったからこそ、彼女はティーンのカリスマとして、そして女優としての階段を登っていったのかもしれませんね。
多忙な高校生活と仕事の飛躍

中学で全国デビューを果たした広瀬アリスさん。
その勢いのまま高校時代に突入しますが、そこからの数年間は、とにかく“仕事漬け”の毎日でした。
学校生活とのバランスをとるどころか、学業より芸能活動がメインになっていったほど。
でもその分、女優として大きく成長していくターニングポイントでもあったんです。
アリスさんが通っていた高校は、通信制高校の可能性が高いとされています。
芸能コースで有名な堀越高校や日出高校(現在の目黒日本大学高校)ではないらしく、具体的な校名は非公開。
でも、高校に進学したこと、そしてちゃんと卒業したことはインタビューでも本人が語っています。
ただ、目撃情報や同級生の証言がほとんどないことから、おそらく全日制ではなく、仕事に合わせてスケジュールを組める通信制を選んだんでしょうね。
仕事はというと、高校1年生のときにはすでに昼ドラの主演が決まり、さらに話題のCMや雑誌にも引っ張りだこ。
女優としてのキャリアが、本格的に走り出していた時期です。
そして、この多忙な高校生活のなかで、もうひとつ大きな出来事がありました。
それが、女子高生の“憧れの的”ともいえる、あの役への大抜擢です。
応援マネージャー就任と昼ドラ最年少主演
高校1年生だった2010年、広瀬アリスさんは「全国高校サッカー選手権大会」の応援マネージャーに就任します。
このポジション、実は若手女優の登竜門として知られていて、過去には堀北真希さん、新垣結衣さん、永野芽郁さんなどが務めたことでも有名なんです。
アリスさんは、そんな大役を高校1年で任されることに。
これは、すでに芸能界でも注目の存在だったことの証ですよね。
しかもこの4年後には、妹の広瀬すずさんも同じ応援マネージャーを務めることになり、「姉妹で就任」というレアケースに。
これ、ちょっとすごくないですか?
一方、仕事の面では、フジテレビ系の昼ドラ『明日の光をつかめ』で主演を務めるという快挙も。
この時、まだ高校1年生。
なんと昼ドラのヒロインとしては史上最年少記録だったんです。
しかもいきなり主演で、共演者には渡辺いっけいさんや榊原徹士さんなど実力派も。
現場では緊張もあったでしょうけど、しっかりと主役としての役割を果たしていたそうです。
このあたりから「期待の若手女優」として本格的に注目されるようになり、翌年には『新・あなたの知らない世界』でテレビドラマ初主演、映画でも主演を務めるなど、出演作が一気に増えていきました。
姉妹で成し遂げた快挙と、青春の後悔
広瀬アリスさんといえば、妹の広瀬すずさんとの“美人姉妹”としても有名ですよね。
でもこの2人、ただ顔立ちが似ているというだけじゃないんです。
実は10代の頃、ファッション誌『SEVENTEEN』で史上初の姉妹専属モデルを務めていたという快挙を成し遂げているんです。
アリスさんは中学3年のときにミスセブンティーンに選ばれ、専属モデルとして活動をスタート。
その6年後、高校3年生になったアリスさんと入れ替わるようにして、すずさんも同じくグランプリを受賞。
そして、同じ雑誌の表紙を姉妹で飾るという異例の出来事が実現しました。
これ、なかなかすごいことだと思いませんか?
ファッション誌で姉妹が揃って表紙になるって、業界でもほとんど例がないらしく、話題性も抜群。
誌面でも2人の仲の良さが伝わってくるショットが多く、当時の読者たちからも大きな反響があったそうです。
でも、そんな華やかな活躍の裏で、アリスさんには「もっと普通の高校生活も味わってみたかった」という想いもあったようです。
運動会や文化祭、修学旅行――。
多くの高校生が当たり前に楽しんでいるイベントにも、なかなか参加できなかったというのは、きっと心のどこかでひっかかっていたのでしょう。
それでも、広瀬アリスさんは“後悔”を前向きに語ります。
「後悔してるけど、その分、自分にはほかの経験がある」と。
10代での葛藤や選択が、今の芯のある女性らしさにつながっているんだと思います。
子ども時代の虫捕りも、姉妹でのモデル活動も、ちょっと切ない高校時代も。
全部ひっくるめて、今の広瀬アリスさんを作り上げているんですね。
女優専念を決意した卒業後のキャリア

高校卒業後の広瀬アリスさんは、「進学」ではなく「芸能一本」の道を選びました。
制服を脱いだその瞬間から、彼女の女優人生はさらに濃く、深く加速していくことになります。
仕事の状況、そして自分自身の気持ちに向き合いながら、「芝居の道で生きていく」と決めた彼女の覚悟が、さまざまな作品での存在感へとつながっていきました。
アリスさんは高校卒業後、大学や専門学校などには進学していません。
理由はシンプルで、「もう芸能の仕事が忙しくて、それどころじゃなかった」から。
高校時代にはすでにドラマや映画に多数出演し、女優としての手応えもあったそうです。
だからこそ、「今やるべきことは学業じゃなく、仕事だ」と、自然と女優の道を選んだのかもしれません。
そしてその決断は、正しかったと言えそうです。
卒業後すぐに、人気ドラマへの出演が続き、CMや映画のオファーも増加。
まさに“飛ぶ鳥を落とす勢い”という表現がぴったりの時期でした。
でも、アリスさんがすごいのは、忙しいなかでも立ち止まって「自分の芝居」を見つめ続けていたこと。
この後、女優としてのターニングポイントとなる朝ドラ出演や、モデル卒業という大きな節目を迎えていきます。
Seventeen卒業から朝ドラ『わろてんか』の躍進へ
女優として本格的に勝負していこう、と広瀬アリスさんが決意したのは、20歳のとき。
このタイミングで、長年専属モデルを務めてきたファッション誌『SEVENTEEN』を卒業しました。
14歳で“ミスセブンティーン”に選ばれてから、実に6年間、表紙を飾り続けた人気モデルとしてのキャリアに、自ら区切りをつけたんです。
「これからは女優に専念したい」と語ったアリスさんの言葉には、迷いがなくて、覚悟がにじんでいました。
モデル業との両立ではなく、女優一本でやっていく。
そんな強い気持ちがあったからこそ、次の大きなチャンスを手にすることになります。
それが、2017年放送のNHK朝の連続テレビ小説『わろてんか』への出演です。
主演は葵わかなさん、相手役に松坂桃李さん。
アリスさんはその中で、ヒロインの親友であり、芸人の役を演じました。
この役が、実はめちゃくちゃハマり役。
コメディタッチの役柄だったのですが、アリスさんの自然な演技とアドリブが絶妙で、「広瀬アリスって、こんなに面白い演技ができるんだ!」と多くの視聴者に驚きを与えたんです。
本人も、「自分と波長がぴったり合う役で、初めて“演じるのが楽しい”って思えた」と語っています。
この作品がきっかけで、演技の幅がぐっと広がったのは間違いありません。
そして何より、この朝ドラ出演を境に、テレビドラマや映画での主演オファーが急増。
広瀬アリスという名前が“若手実力派女優”として業界でも認知されるようになりました。
それまで元気で明るい“お姉ちゃん”のイメージが強かった彼女ですが、この作品を機に、シリアスからコミカルまでこなす女優としての地位をしっかり確立。
まさに、「覚悟を決めてからの快進撃」が始まった瞬間です。
まとめ
- 子ども時代はバスケと虫捕りが大好きな元気少女
- 中学で芸能活動を本格化、“ミスセブンティーン”で全国区に
- 高校卒業後は女優一本で覚悟を決め、大きく飛躍
広瀬アリスさんのこれまでの歩みを振り返ると、ただの“キラキラ女優”ではないことがよくわかります。
地元・静岡で泥んこになって遊んでいた少女が、スカウトをきっかけに芸能界へ。
中学では仕事と学校を両立しながらチャンスをつかみ、高校では家庭の困難にも負けずキャリアを築きました。
「もっと普通の学生生活を送りたかった」と語る一方で、選んだ道を後悔せず進み続けてきた姿は、やっぱりかっこいい。
その素直さとたくましさこそが、今の広瀬アリスさんの魅力なんじゃないでしょうか。


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