芸能人の経歴を調べるとき、「ただの年表じゃ物足りない」と感じたことはありませんか?
飯豊まりえさんについても、「モデル出身で演技もする人」というイメージだけでは、きっと語りきれない魅力が詰まっています。
この記事では、彼女が小学5年生で芸能界に飛び込んだ理由から、モデル・女優として駆け抜けた成長の軌跡、そして高橋一生さんとの結婚に至るまで、エピソードを交えて丁寧にご紹介します。
ひとつひとつの出来事に、彼女らしい優しさや強さがにじむストーリーになっていますので、ただ「知る」だけでなく、「感じられる」時間になると思います。
この1記事で、飯豊まりえさんの人物像がぐっと立体的に見えてくるはずです。
飯豊まりえはどんな人?プロフィールと魅力を紹介
1998年1月5日生まれ、千葉県出身の飯豊まりえさんは、モデルと女優、両方の顔を持つ女性です。
その透明感あるルックスと、飾らない人柄で、多くのファンに支持され続けています。
最近では、朝ドラや映画などにも出演し、着実にキャリアを積み上げている最中なんですよね。
でも実は、小学生の頃から芸能界で活動していて、芸歴は意外と長いんです。
「かわいい」だけじゃなく、地道な努力を重ねてきた背景も、彼女の魅力のひとつでしょうね。
ここではまず、そんな飯豊さんの基本的なプロフィールから見ていきましょう。
飯豊まりえのプロフィール
- 本名:飯豊 万理江(いいとよ まりえ)
- 生年月日:1998年1月5日
- 年齢:27歳(2025年10月時点)
- 出身地:千葉県千葉市
- 血液型:B型
- 身長:167cm
- 所属事務所:エイベックス・マネジメント
- 職業:モデル・女優
飯豊まりえさんの本名は「飯豊万理江(いいとよ まりえ)」さんといいます。
名前の「万理江」には、おそらくご両親の優しい願いが込められているのでしょうね。
千葉市の出身で、小学校は「千葉市立生浜小学校」に通っていました。
家族構成はご両親と本人の3人家族。いわゆる一人っ子なんです。
当時からとても大切に育てられていたそうで、実家はかなり裕福な家庭と言われています。
また、小学生のときには「クラスで一番足が速かった」と明かしており、運動神経も抜群でした。
そんな活発な一面と、人見知りでシャイな性格が同居していた少女だったそうですよ。
モデルとしての第一歩を踏み出したのは、なんと小学5年生のとき。
そこから彼女の芸能人生が少しずつ動き出します。
人気の理由は“透明感”と“芯の強さ”
飯豊さんの魅力といえば、まず思い浮かぶのが「透明感のあるビジュアル」ではないでしょうか。
でもそれだけでは、長く芸能界では生き残れないはず。
実は彼女、ものすごく芯が強いんです。
芸能界入りのきっかけも、「人見知りを克服したかったから」という前向きな理由。
大人っぽく見える一方で、どこか親しみやすくて、ナチュラルな雰囲気があるのも人気の理由です。
さらに、演技の世界では失敗を恐れず、何度も怒られながらも成長を重ねてきた努力家。
たとえば女優デビューとなった「世にも奇妙な物語」では、思うように演技ができず悔し涙を流したとか。
でも、そういう経験を経て、今の自然体で芯のある表現力が生まれたのでしょうね。
彼女の持つ“揺るがない優しさ”と“目に見えない強さ”。
それこそが、今も多くの人の心を惹きつける理由なのかもしれません。
芸能界デビューのきっかけとモデル時代の足跡

飯豊まりえさんが芸能界に足を踏み入れたのは、なんと小学校5年生のとき。
「自分を変えたい」という思いから応募したオーディションで、約800人の中からグランプリを勝ち取ったんです。
きっかけは、エイベックスのダンススクールに通っていたこと。
そこに貼られていた「ニコプチ」のオーディション告知を目にしたことが、彼女の人生を大きく動かしました。
幼いながらに、自分の殻を破ろうとして行動した姿勢は、本当にすごいですよね。
そこから彼女のモデルとしての道が始まっていきます。
ニコプチ・nicola時代の活躍と注目エピソード
飯豊さんが初めて専属モデルとして活動したのは、小学5年生からの「ニコプチ」。
この雑誌は小・中学生向けのファッション誌として人気があり、若手モデルの登竜門的な存在です。
当時、同じく専属モデルだったのが藤田ニコルさん。
でも、実はその頃は藤田さんよりも飯豊さんの方が圧倒的に人気だったそう。
藤田さんが「服をたくさんもらっていた」と語るくらい、飯豊さんはまさに“華のある存在”でした。
「ニコプチ」での活躍を経て、中学2年生になると今度は姉妹誌の「nicola」へステップアップ。
中学3年生の1年間だけで9回も表紙を飾ったというのだから、その人気の高さがわかりますよね。
また、「ニコラ盛り上げ隊」というユニットにも参加。
中川可菜さんや田中若葉さんらと一緒に、イベントや撮影を盛り上げていました。
ただ可愛いだけじゃなく、表情づくりやポージングのセンスも抜群だったのでしょうね。
今の女優としての表現力も、この時代にしっかり育まれていたのかもしれません。
同世代モデルとの交流や意外な一面
当時の飯豊さんは、仕事が忙しくても仲間との時間をとても大切にしていたようです。
特に中川可菜さんとは深い絆で結ばれていて、今でも“親友”として交流が続いています。
学校では4人組で行動することが多く、オフの日には一緒に渋谷に遊びに行くこともあったんだとか。
モデルとしての顔だけでなく、素の彼女は年相応のティーンそのもの。
そんなギャップも魅力のひとつだったのでしょうね。
そして、意外なのが“人生で唯一怒った”エピソード。
その相手が、なんと藤田ニコルさん。
とはいえ、藤田さんは「なに怒ってるの?」くらいの反応だったそうで、今となっては微笑ましい思い出でしょう。
普段はとても穏やかで優しい飯豊さんが怒るなんて、かなりレアな出来事だったんでしょうね。
中学の卒業式では、仕事と学業を両立させた達成感から涙を流したとも語っています。
この頃から、彼女の中には“仕事に本気で向き合う心”がしっかり根づいていたのだと思います。
女優としての成長と代表作一覧

モデルとして注目されていた飯豊まりえさんは、高校進学を機に女優業へと本格的に挑戦。
どんな役でも真摯に向き合い、少しずつ“演じる”ことの意味を深めていったその歩みは、まさに努力の軌跡です。
最初から器用にこなせたわけではないけれど、彼女の目には常に未来が映っていたんですよね。
戦隊ヒロインから朝ドラ出演までの飛躍
飯豊さんが初めて本格的なドラマにレギュラー出演したのは、高校1年生のとき。
2013年放送の香取慎吾さん主演ドラマ『幽かな彼女』で、生徒役として登場しました。
この作品には、広瀬すずさんや平祐奈さん、上白石萌歌さんなど、後の人気俳優たちも出演していて、まさに“スターの卵”が揃っていた作品なんです。
同じ年には『獣電戦隊キョウリュウジャー』にもレギュラー出演。
戦隊シリーズといえば、若手俳優の登竜門。
このときの飯豊さんのフレッシュな演技に、子どもたちだけでなく親世代の視聴者からも注目が集まりました。
高校2年生になると、ドラマ『S -最後の警官-』に出演。
“新垣結衣さんに似ている美少女”として話題になり、少しずつ女優としての存在感を強めていきます。
そして高校3年生で迎えた大きな転機が、NHKの朝ドラ『まれ』への出演。
朝ドラといえば、全国の家庭に届けられる“朝の顔”。
その舞台に立ったことで、彼女の名前は一気に多くの人の心に届いたんですよね。
「キラキラした高校生活を味わえなかった」と語る飯豊さんにとって、役の中での青春は特別だったのかもしれません。
芸能界の中で磨かれた演技力と評価
飯豊さんの演技は、最初から“上手だった”わけではありません。
むしろ、『世にも奇妙な物語』で女優デビューを果たした頃は、うまく演じられずに悔し涙を流したこともあったそうです。
でも、だからこそ成長できたんでしょうね。
役を深く理解し、繊細な感情を丁寧に表現する姿勢は、共演者やスタッフの間でも高く評価されています。
映画『暗黒女子』では清水富美加さんとのW主演を務め、衝撃的なストーリーの中でも存在感を発揮。
2020年には、ホラー映画『シライサン』で主演に抜擢。
緊張感あふれる演技で、観客の心を掴みました。
一方で、ファッションモデルとして『Seventeen』や『Ray』の専属を務めながら、TGCなどのランウェイでも活躍。
“可愛い”と“かっこいい”を行き来する振れ幅の広さも、彼女の強みなんですよね。
演技、モデル、バラエティと幅広いジャンルで経験を重ねたことで、飯豊さんの表現はより自由に、深くなっていったのだと思います。
一つひとつの現場で得たことを、大切に積み重ねていくその姿勢こそ、彼女が長く愛される理由なのかもしれません。
学校生活と芸能活動の両立
子どもの頃から芸能活動を続けてきた飯豊まりえさんにとって、学生生活は少し特別なものだったのかもしれません。
モデル、女優として多忙な日々を送りながらも、彼女は「普通の高校生」であることにも憧れていました。
時間に追われながらも、限られた学生生活の中で彼女が大切にしていたこと。
そこには、努力と人とのつながりに支えられた素顔が見えてくるんですよね。
日出高校(現・目黒日本大学)での多忙な日々
飯豊さんが通っていたのは、芸能人の多くが在籍する「日出高校(現・目黒日本大学高校)」の芸能コース。
偏差値は42と比較的入りやすいですが、それ以上に芸能活動との両立が求められる学校なんです。
この高校では、北村匠海さん(DISH//)や玉城ティナさん、小芝風花さん、中川可菜さんなど、そうそうたる同級生たちと共に過ごしていました。
中川可菜さんとは中学からの親友で、高校でも仲良し4人組をつくって、オフの日には渋谷に出かけることもあったそうです。
ただ、仕事の忙しさは想像以上。
女優としてもモデルとしても現場が多く、学校行事にはあまり参加できなかったそうなんですよね。
でも、高校に入る面接のとき、飯豊さんは「修学旅行に参加したい」とはっきり伝えたそうです。
そしてその願い、しっかり叶えることができました。
そのときの担任の先生が「君を修学旅行に連れて行くことが目標だった」と言葉をかけてくれたというエピソード。
なんだか、胸がじんとするような話ですよね。
芸能活動に追われる中でも、自分の学生としての“居場所”を大切にしていた飯豊さんらしい一面です。
修学旅行の裏話や同級生との関係性
芸能コースの生徒たちは、みんな忙しい日々を送っていたとはいえ、飯豊さんにとって学校は「ちょっとした癒し」の場所だったのかもしれません。
授業を受けて、友達と笑い合って、くだらない話で盛り上がって。
そんな何気ない時間が、彼女にはとても新鮮で、貴重だったのでしょうね。
特に修学旅行は、高校生活の中でも忘れられない思い出。
同じ学年だった玉城ティナさんとは卒業式のときに「いつか一緒に作品やりたいね」と話していたそうです。
そしてその願いも、高校卒業後すぐに実現。
映画『暗黒女子』で共演を果たしました。
また、俳優の横浜流星さんも1学年上の同じ高校の芸能コースで、当時一緒にお祭りに行ったこともあるんだとか。
とはいえ、横浜さんとはそこまで深く交流があったわけではないようで、取材でその話を振られたときはちょっと言葉に詰まっていたとか…かわいいですよね。
華やかに見える芸能人の学園生活も、意外と地に足のついた毎日。
飯豊さんはその中でも“人とのつながり”を本当に大切にしてきたんだなと感じさせられます。
学校生活と芸能活動を全力で走り抜けたその経験が、今の彼女の芯の強さにもつながっているのかもしれません。
結婚とこれから
女優として確かなキャリアを積み重ねてきた飯豊まりえさん。
2024年には大きな節目を迎え、公私ともに注目を集める存在となりました。
作品ごとの成長、そしてプライベートの変化。今の彼女を知ることで、これからの活躍がますます楽しみになりますよね。
高橋一生との結婚と公私にわたる注目
2024年5月、飯豊まりえさんは俳優の高橋一生さんとの結婚を発表しました。
年齢差は17歳。ですが、ふたりが並んだときの空気感には、どこか自然な“安心感”があって、驚いた人も多かったのではないでしょうか。
交際が報じられたのは2022年の夏。ドラマ『岸辺露伴は動かない』での共演をきっかけに距離が縮まり、そこから静かに関係を育んでいたようです。
派手なスキャンダルもなく、慎重に愛を育ててきたおふたりの姿勢には、どこか品のある誠実さを感じます。
飯豊さんは結婚後も芸能活動を続けており、「妻になったからこそ見える役柄」に挑戦することも増えてくるのかもしれませんね。
演技に深みが出てきた今だからこそ、家庭を持つ女性としての一面も、演技の幅を広げる糧になるのでしょう。
ファンからも祝福の声が多く、世代を超えて支持されているのが、彼女らしいところですよね。
まとめ
- 小学5年生で芸能界入りし、モデルと女優の道を歩み続けている
- 努力と素直さでキャリアを積み、2024年には高橋一生さんと結婚
- 今後は女優としてもモデルとしてもさらなる飛躍が期待されている
飯豊まりえさんは、どんなときも自然体で、まっすぐに夢と向き合ってきた人。
「人見知りを直したい」という素朴な想いから始まった芸能人生は、今では多くの人の心を動かす力になっています。
モデルとしての華やかさと、女優としての繊細な表現力。
そのどちらも、日々の積み重ねと丁寧な姿勢から生まれているんですよね。
結婚という人生の大きな節目を迎えてもなお、彼女の笑顔は変わらず、穏やかで芯のあるまま。
これからの飯豊さんがどんな作品で、どんな姿を見せてくれるのか——。
期待せずにはいられない未来が、もうすぐそこまで来ている気がします。
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