能條愛未さんの名前を聞いて、まず思い浮かぶのは乃木坂46のイメージかもしれません。
でも実は、その前からずっと“表現者”として歩き続けてきた人なんです。
女優を目指したきっかけって?
どんな学校に通っていたの?
乃木坂加入後の学生生活って、どんな感じだったのか気になりませんか?
この記事では、能條愛未さんの学歴や経歴を、子ども時代から現在まで丁寧にたどっていきます。
あのキラキラしたステージの裏にあった、知られざる努力やエピソードをのぞいてみてください。
能條愛未のプロフィール
- 名前:能條 愛未(のうじょう あみ)
- 生年月日:1994年10月18日
- 年齢:31歳(2025年現在)
- 出身地:神奈川県
- 血液型:A型
- 身長:162cm
- 職業:女優、タレント、元アイドル
幼少期から芽生えた女優への情熱

能條愛未さんが舞台女優を目指すようになったのは、小さな頃に見たある“舞台作品”がきっかけでした。
幼稚園児にも満たない年齢で、その世界に心を奪われたというのだから驚きですよね。
ここから、彼女の“本気”の物語がゆっくりと動き出します。
セーラームーンとの出会いがすべての始まりだった
能條愛未さんは、3歳のときに観た『美少女戦士セーラームーン』の舞台を見て、心がグッと動いたそうです。
まだ字もろくに読めないような年齢ですよ?
でも、キラキラした衣装や堂々と歌って踊る姿に、何かビビッとくるものがあったのでしょう。
「私も、あの世界に入りたい」――そう思った幼い能條さんは、それから本格的に女優を目指し始めます。
子どもの“なりたい夢”って変わりやすいものだけど、彼女は違いました。
小学5年生のときには、ミュージカル『アニー』のオーディションにも挑戦。
結果は残念ながら不合格だったそうですが、それでも本人は「すごく自信になった」と語っています。
なんか、わかる気がしませんか?
大きな舞台に立つ人でも、最初から順風満帆だったわけじゃない。
むしろ、こういう経験があったからこそ強くなれたんでしょうね。
そしてもうひとつ、彼女の原点にいるのが、女優・笹本玲奈さんの存在。
当時『ピーターパン』などで活躍していた笹本さんに、幼い能條さんは憧れを抱き続けたそうです。
この頃から、バレエやダンスのレッスンにも通い始めて、日々レッスン三昧。
遊ぶよりも“表現すること”が好きな少女だったというのだから、将来の片鱗はすでに出ていました。
夢を夢のままで終わらせなかった能條愛未さん。
その原点は、まさにセーラームーンの舞台にあったのです。
舞台経験とアイドル活動に励んだ中学時代

能條愛未さんの中学時代は、いわゆる“普通”とはちょっと違いました。
部活や勉強に明け暮れる同級生の横で、彼女はすでに女優として舞台に立ち、アイドルとして活動していたんです。
青春というより、まるでプロの現場で奮闘する“中学生”の姿がそこにはありました。
ミュージカル出演と青春女子学園での二重生活
中学は、芸能活動に理解があることで有名な私立・日出中学校(現在の目黒日本大学中学校)に進学。
偏差値は42ほどで、芸能コースも用意されている学校です。
この頃の能條さん、すでに舞台女優として着実に実績を重ねていました。
中学3年生だった2010年には、なんと1年間で3本のミュージカルに主演!
「中学生が主役を3本?!」と驚くかもしれませんが、これが彼女の日常だったんです。
その忙しさから、学校の部活動には参加していなかったそうですよ。
なんか、わかる気がしませんか?普通の部活なんかじゃ物足りないくらい、本気だったんだと思います。
さらに同じ年、彼女は“麻生梨里子”という芸名で、福岡のローカルアイドルグループ「青春女子学園」に加入します。
ここで気になるのが、拠点が福岡だということ。
能條さんは東京の中学校に通いながら、福岡でアイドル活動もしていたんです。
イベントやライブのたびに、新幹線や飛行機で行き来していたのでしょう。
中学生で、ですよ?かなりハードですよね。
この“ミュージカル女優”と“アイドル”という二足のわらじを履いた生活。
正直、大人でもこなすのが大変そうなのに、彼女はそれをしっかりやり遂げていました。
でも、この生活は長くは続きませんでした。
翌年、高校に進学するタイミングで「青春女子学園」を卒業。
理由は、乃木坂46のオーディションに合格したから。
この“転機”については、また次の見出しで詳しくお話ししますが、
中学時代のこの多忙な日々が、彼女の地力を作ったことは間違いありません。
学業と芸能活動を見事に両立しながら、夢に向かって突き進んでいた能條愛未さん。
すでにこの頃から、“ステージの上で生きていく”覚悟があったんでしょうね。
芸能の名門・日出高校で築いた人脈と挑戦

中学時代から芸能活動を本格化させていた能條愛未さんは、自然な流れで日出高校の芸能コースに進学します。
芸能人御用達とも言われるこの学校で、彼女は同世代の“実力派”たちと刺激を与え合いながら、さらに大きな一歩を踏
み出していきます。
同級生に百田夏菜子や家入レオも!豪華な学び舎の日々
日出高校って聞いたことありますか?
東京都目黒区にある、かつての「芸能人の登竜門」とも呼ばれた学校です。
2019年からは「目黒日本大学高校」に名前が変わりましたが、その芸能コースの実力と歴史は今でも健在です。
能條さんが在籍していた当時の同級生がすごいんです。
例えば、ももいろクローバーZの百田夏菜子さん。
独特な存在感と元気なパフォーマンスで知られる彼女とは、まさに同じ教室で学んでいた仲。
他にも、家入レオさん(シンガーソングライター)、朝日奈央さん(元アイドリング!!!)、藤井萩花さん&重留真波さん(元E-girls)、そして声優の日高里菜さんまで。
これ、なかなかのメンツですよね。
普通の高校じゃ、ちょっと考えられない顔ぶれ。
ちなみに、女優の松岡茉優さんも後から転入してきて、同級生になっています。
こうした環境の中で、能條さんはタレント・アイドル・女優と幅広く活動していました。
朝日奈央さんとは特に仲が良く、今でも親友として交流が続いているそうです。
そんな彼女の高校生活、ただ“仲良しこよし”だけで終わったわけではありません。
高校1年の文化祭では、E-girlsのメンバーと一緒にダンスパフォーマンスを披露したこともあるんです。
藤井さんや重留さんがコーチ役だったというから、その完成度はかなりのものだったとか。
普通の高校生なら、「文化祭でダンス」と聞くと、ちょっとした出し物感がありますよね。
でも、このメンバーでやると、もうほとんど本番レベル。
プロの現場さながらの舞台を、高校生が作り上げていたわけです。
この濃密な環境が、彼女に与えた影響はきっと大きかったはず。
切磋琢磨できる仲間がいて、プロの厳しさも楽しさも肌で感じられる日々。
能條愛未さんがここで得た“学び”は、学歴の欄には書けないけれど、確かに彼女の今を形づくっているように思えます。
乃木坂46加入と高校生活の両立
芸能活動に本格的に打ち込んでいた高校時代、能條愛未さんにとって大きな転機が訪れます。
それが、乃木坂46の1期生オーディション合格。
ここから彼女の生活は一気に激変し、アイドルとしての顔と、学生としての毎日を同時にこなしていくことになります。
芸名「麻生梨里子」からの転機とデビューの舞台裏
高校2年生だった2011年、能條さんは乃木坂46の第1期生オーディションに合格します。
このとき、彼女はすでに「麻生梨里子」という芸名で女優活動やアイドル活動をしていた最中。
そんな中で乃木坂に挑戦したのは、「知人の紹介がきっかけ」だったそうです。
ちょっと意外ですよね?自分からガツガツ応募したというより、流れに乗ったようなかたち。
でも、それが結果的に大きなチャンスになったんです。
実はこの時点でも、能條さんの本当の目標は“女優”。
乃木坂に入れば、女優としての道にもつながるかも——そんな思いが背中を押していたんだと思います。
グループへの加入が発表された2011年8月。
そこからの生活は、まさに「乃木坂漬け」。
レッスン、収録、イベント……毎日がスケジュールでびっしり。
一方で、学業もきちんと続けていたというのだから驚きです。
デビューシングル『ぐるぐるカーテン』では、3列目ながら選抜メンバーに選ばれました。
その後も『制服のマネキン』まで連続で選抜入り。
これ、1期生の中でも決して“当たり前”のことではないんですよ。
しかも当時は、まだ制服を着て高校に通っていた時期。
アイドルとしてステージに立ち、カメラの前でキラキラした姿を見せながら、
翌朝には学校で授業を受ける——そのギャップ、想像できますか?
もちろん、楽な毎日ではなかったと思います。
でも彼女は、最後まで高校をきちんと卒業しています。
ちなみに、本人いわく「勉強はあまり得意じゃなかった」とのこと。
でも、それでも最後までやり抜いたんです。
ステージの上でも、教室の中でも。
どちらも全力で駆け抜けた高校時代だったからこそ、今の能條さんがあるんでしょうね。
卒業後の進路と現在の女優活動まで
乃木坂46を卒業したあと、能條愛未さんは「アイドル」から「女優」へと完全にシフトしていきます。
その歩みは決して派手ではないけれど、着実にキャリアを重ねてきた印象。
そして最近では、プライベートでも大きな話題が飛び出しました。
映画主演、舞台出演、そして橋之助との婚約報道
2018年12月に乃木坂46を卒業した能條さん。
卒業後は大学には進学せず、芸能活動に専念する道を選びます。
この“進学しない”という決断、実は少し前までは大学進学も考えていたそうなんです。
でも、芸能の世界で生きていく覚悟を決めて、あえて一つに絞ったんですね。
なんか、彼女らしい選択だと思いませんか?
卒業後は、舞台を中心に女優としての実績を積み上げていきます。
特に注目されたのが、2014年に主演を務めた映画『死の実況中継』。
この作品で彼女は、はじめて“映画の顔”としてクレジットされました。
さらに、舞台『ミュージカル「手紙」』や『サザエさん』など話題作への出演も続々。
観劇した人たちからは「歌も芝居も安定感がある」と高評価を受けていて、
“舞台映えする女優”としての存在感を確立しつつあります。
最近ではテレビドラマやバラエティにも少しずつ顔を出していて、
“元乃木坂”の肩書きを越えた存在になりつつある印象です。
そして、私生活では大きなニュースも。
2021年4月、歌舞伎俳優の中村橋之助さんとの交際が報じられ、大きな話題になりました。
当初は「友人関係から発展した」と報じられていましたが、
2025年11月、ついに「婚約」というかたちで正式に発表されました。
これ、実は芸能界でもかなり注目されたカップルなんです。
歌舞伎界の名門に嫁ぐということもあって、報道の扱いもかなり大きめ。
でも、能條さんはそれにも動じる様子はなく、今まで通りしっかりと舞台に立ち続けています。
女優として、一人の女性として。
ステージの上でも、人生の節目でも、しなやかに歩んでいる姿がとても印象的です。
乃木坂46で培った表現力に、女優としての経験と深みが加わった今。
これからどんな役を演じていくのか、ますます楽しみですね。
まとめ
- 幼少期から「女優になりたい」と強く願い、夢を追い続けた
- 中学〜高校時代には舞台・アイドル・学業を同時進行でこなしていた
- 卒業後は舞台中心に活動し、2025年には中村橋之助さんとの婚約も話題に
3歳でセーラームーンの舞台に心を打たれてから、ずっと演じる世界に身を置いてきた能條愛未さん。
ミュージカルに挑戦し、アイドル活動をしながら、乃木坂46のメンバーとしても活躍。
どんなに忙しくても逃げずに向き合って、地道に歩んできたその姿は、まさに“芯のある人”って感じがしますよね。
これからの女優・能條愛未さんのステージにも、ますます注目です。


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